|
◎ロバート・モンローとモンロー研究所
まず、ヘミシンクを開発したロバート・モンロー(1915~1995)についてお話しましょう。 ロバート・モンローというと体外離脱の研究者として殊に有名です。体外離脱(アウトオブボディ、OBE) という言葉自体も、彼が現象をより客観的に表現できるようにと考え出した言葉です。それだけ著名な モンローですが、どういう経緯で体脱を体験し研究するようになったのか、また、その研究を通して何を 見出したのかについては、それほど知られていないように思われます。
< 放送業界で著名に >
1937年にオハイオ州立大学を卒業したモンローは、ふたつのラジオ局で放送作家兼ディレクターとして キャリアを開始します。その後、ニューヨークへ移り、放送業界で実績を積み、独立してラジオ番組制作 会社を経営するようになりました。その会社は50年代にいくつもの人気ラジオ番組を制作しています。 モンローはラジオ、テレビ、映画用の作曲家としても有名になっていきます。 彼の会社はその後さらに発展し、いくつかのラジオ局を買収するまでになります。さらにケーブルテレビ にも進出していきました。
1956年になると、モンローは自らを被験者として、さまざまな音響パターンが睡眠学習や加速学習に 与える効果について、研究し始めます。それがその後体外離脱体験を誘発するとは当時予測だにして いませんでした。
この実験を開始してから、昼寝をする際や、夜寝付くときにしばしば、何か通常ではないことが起こり始め ました。モンローはそれを「振動状態」と呼ぶようになります。 全身が万力で押さえつけられたかのように、身動きがまったくできない状態になり、全身(後で第二の体 だとわかる)が激しく振動するのです。時には光の輪や轟音も伴っていました。
この異常な体験があまりに頻繁に起こるので、ついにかかりつけの医者に見てもらいますが、身体上 の異常は見つかりませんでした。 この不思議な現象はその後も続きました。そして遂に58年、モンロー42歳のときに、次の段階へと展 開します。
< 体外離脱体験 >
それはある晩のことでした。寝付くときに例の振動が始まりました。モンローはしばらくがまんすれば振動 が収まることを知っていましたので、今回もそれが過ぎ去るのをじっと待っていました。そうしながら、翌朝 のグライダーでの滑空について思いをはせていました。モンローはグライダーを趣味にしていたのです。
天気予報によれば翌日は寒冷前線が通過して快晴になり、強い上昇気流が期待できました。気流に 乗って上昇するのは何とすばらしいだろうと心の中で考えていると、肩が何かに当たるのです。いつ床 に落ちたのだろうかと不思議に思いながら見渡すと、床の真ん中から光の噴水が出ていました。よくよ く見るとそれは天井のシャンデリアでした。下を見るとそこにはベッドが見え、妻がだれかと寝ているでは ありませんか。これは奇妙な夢を見ているに違いないと思ったモンローは、誰だろうかと近寄って見ると、 それは誰でもないモンロー自身だったのです。これは自分が死ぬ過程にあるのだと思い、必死の思いで 空間を泳いで体の中へと戻りました。
これがモンローの最初の体外離脱体験です。その後も体脱は頻繁に起こります。モンローは医者や精神 科医に見てもらいますが、異常は見つかりませんでした。自分に起こっている現象を理解しようと、ESP で有名なライン教授を尋ねたりしましたが、結局、わかったことは自分で調べるしかないということでした。
そういう経緯からニューヨーク郊外の自宅の裏庭に研究用の建物を経て、そこで音響が意識へ及ぼす効 果について実験し始めました。そのころになると他の人が体脱できるようにするにはどうするのがいいの かに興味は移っていきました。そうすることで自分の体験の理解が深まると考えたのです。この研究は 後日ヘミシンクという形で実を結ぶことになります。
< モンロー研究所 >
その後、何度か場所は変わりますが、最終的に1970年代の半ばにヴァージニア州のフェイバーに研究 施設が建てられました。そこはのどかなブルーリッジ山脈の中にあります。
首都ワシントンから南へ300キロほど、車で3時間半ぐらいのところに位置します.。 見晴らしのいい草原の真ん中に中心的な施設であるナンシー・ペン・センターが立っています。まわり は牧場になっていて、遠く草を食む牛の姿が見えます。そこから車で山の中へ10分ほど入って行くと、 もうひとつの施設ロバート・マウンテン・リトリーツがあります。ここは生前モンローが住居としていたと ころで、今では各種のプログラムに使われています。
モンロー研究所では、モンローの死後もヘミシンクの開発とその応用研究が続けられています。また 滞在して受講するヘミシンク体験プログラムが随時開催され、世界各地から参加者が訪れています。
◎モンロー研究所で開催されるプログラムモンロー研究所で開催されるプログラム
ロバート・モンローは開発したヘミシンクの効果を多くの一般の人に体験してもらおうと、体験プログラム を全米各地で開催しました。 当初はホテルやモーテルを利用していましたが、1970年代になりモンロー研究所の施設がヴァージニ ア州のフェーバーに建設されてからは、そこで開かれるようになりました。今では10数種類のプログラム が定期的に開催され、世界中から参加者があります。 1週間弱(土曜の夕方始まり、木曜の晩に終了)のプログラムを通して、参加者はヘミシンクの効果を十二分 に体験します。現時点では以下のプログラムが行なわれています。
ゲートウェイ・ヴォエッジ (入門コース) ライフライン (死後世界探索、救出活動) エクスポレーション27 (死後世界の中のフォーカス27を探索) ガイドラインズ (ガイドとの交信) ハートライン (ハートエネルギーを開く) タイムライン (時間を超えて過去、未来へ) スターラインズ (宇宙内探索、大きな自己を知る) MC2 (念力、ヒーリング) リモート・ヴューイング・プラクティカム(リモート・ヴューイング訓練) エクスポレーション・エッセンス(自分の内面を知る)
< ゲートウェイ・ヴォエッジ(略称GV) >
すべてのプログラムの基本となるものです。これを受講しないと、他のプログラムには参加できません。 GVでは、フォーカス10、12、15、21と呼ばれる意識状態を体験します。またヘミシンクの効果を高め るいくつかのメンタル・ツールについても学びます。
< ライフライン(略称LL) >
死後の世界であるフォーカス23から27を体験し、死後の実在を自分なりに探究します。 また、フォーカス23などに囚われている死者を救出し、フォーカス27まで連れて行く救出活動(レトリー バル)を行ないます。この活動を通して、自分のガイドとの交信と、死者との交信の仕方を学び、また、 死後世界について自らの体験を通して知識を得ます。
< エクスポレーション27(略称X27) >
死後世界の中の特にフォーカス27について詳しく探索します。 そのさまざまな場(センター)を訪問し、その機能について体験を通して学びます。具体的には、受け 入れの場、癒しと再生の場、計画の場などを訪れます。また、F27全体を管理、維持、運営する知的 生命存在であるCIに会い、さまざまな質問をする機会があります。 さらに、フォーカス34・35を訪れ、そこで知的生命体がさまざまなUFOに乗って集合している様子を観察し ます。これをモンローは「大集合」と呼びました。また、自分のITを体験することも可能です。
< ガイドラインズ >
自分のガイド(このプログラムではインナー・セルフ・ヘルパー、ISHと呼びます)との交信、出会いを目 的とするプログラムです。 そのためのさまざまなセッションがあります。また、モンロー研のプログラムの中で唯一、体外離脱を 試みるセッションもあります。さらに、外界の騒音や電磁波から隔離された個室でウォーターベッドに 横になり、個人セッションを受ける機会もあります。 ヘミシンクをその場であなたの目的に合わせて作ってくれます。
< ハートライン >
現代人の多くがハートチャクラが閉じているために愛情や感情を素直に表現できないという問題を抱え て生きています。そのことに気付いてすらいません。 このプログラムはハートチャクラを開くためのものです。そのためフォーカス18という特別のフォーカス・ レベルが用意されています。 他のプログラムと異なり、ヘミシンクを聴くセッションだけでなく、ハートを開くためのいろいろな試みを 行ないます。 涙、涙で1週間が過ぎ、終わりには大きな効果が現れます。
< タイムライン >
フォーカス15へ行き、そこからいろいろな方法で過去世を体験します。 いくつもの過去世を知ることができます。その結果、過去世が今の自分にどう影響しているのか知るこ とができ、今の自分の抱える問題のいくつかの理由を知ることができるようになります。 また、家族や知人との過去でのつながりについて知ることも可能です。この人生での子供のころや、胎 内にいたころの記憶を思い出す人もいます。今の人生で今後何が待っているのか、いつどういうふうに 死を迎えるのか、将来の自分から聞く機会があります。
< スターラインズ >
フォーカス33、34、35、42、49、49+を探索するプログラムです。 このプログラムにはふたつの大きな領域があります。ひとつは太陽系内、銀河系内、銀河系外の天体 やそこにいる生命体を探索すること、もうひとつは、自分のIT、ITクラスター、ITスーパークラスター、さ らに高次のITクラスターについて探索し、知識を得ることです。 これを通して、自分とは何か、宇宙とは何かについて驚愕の智恵を得ることができます。 また、地球コアと銀河系のコアを結ぶ手助けをすることで、銀河系コアから無条件の愛のエネルギー を地球コアへもたらす一助になります。
< MC2(エム・シー・スクエアード) >
念力とヒーリングについて体験的に学ぶためのプログラムです。 ともに宇宙に満ち溢れる生命エネルギーを活用することで、実は同じ原理に基づいています。生命エネ ルギーを活用するには、自分自身のエネルギーの流れが良くなければなりませんので、このプログラム の最初の二日間は自分の浄化に明け暮れます。 そしていよいよ念力を自分で試みるセッションになります。スプーン曲げやサイコロ投げなど楽しめるさま ざまな実験が待っています。心からエンジョイする、それがコツです。
< リモート・ヴューイング・プラクティカム >
リモート・ビューイング(RV)について基礎から体系的に徹底的に学ぶためのプログラムです。 もと陸軍でスターゲート・プログラムを担当していたスキップ・アットウォーターから直々に、早朝から夜11時 まで、昼休みもそこそこに、みっちりと鍛えられます。 RVの細かな手順(プロトコール)を一つひとつ学び、科学的に手順に則ってRVをする方法を学びます。
< エクスポレーション・エッセンス >
精神世界に関する多くの著作で著名なピーター・ラッセルとモンロー研でもっとも古くからトレーナーをし ているキャレン・マリックが共同で開発したプログラムです。 自分の内面を探索し、自分のエッセンス、真の自己が神聖で、真の安寧と愛の源であることを知ること を目的とします。そのために瞑想や内省、討論が行なわれるとともに、この目的のために開発された ヘミシンク音を聴くセッションが行なわれます。
◎日本人対象のモンロー研究所プログラム
モンロー研究所のプログラムは英語で行なわれます。そのため日本人の中で、参加したいが、どうも 英語が問題だ、という人が参加できずにいました。 そういう声を受け、(株)アクアヴィジョン・アカデミーがモンロー研究所と交渉した結果、日本人を対象とし たゲートウェイ・ヴォエッジやライフラインを行なうことができるようになりました。 モンロー研究所の正規トレーナーによる正規のプログラムです。モンロー研の公式認定レジデン シャル・トレーナーでもある坂本と植田が通訳を行ないます。 また、プログラム中に行なわれるヘミシンク・エクササイズも日本語の音声ガイダンスで聴くことが できるようにしました。
|